#最後のジュラ

このハッシュタグをご存知でしょうか。

そう、現在公開中の映画「Jurassic World : Dominion」(原題)の公式タグです。1993年に公開された恐竜映画の金字塔「Jurassic World」シリーズの最新作であり、完結編でもあります。

大ファンと言うとおこがましいですが、長年に渡るこのシリーズは全作観ている程には好きであり、コロナで撮影が延期になった際はひどく落ち込んだものです。笑

公開初日に映画館に足を運んできたので、少しでも魅力を伝えたいと思います!(もちろんネタバレはなしですが、予告映像の内容は記述してあるので、是非こちらをご視聴ください!)

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1. 作品初、雪景色の中の恐竜

 今作のドミニオンではシリーズで初めて雪国での冒険が描かれています。主人公オーウェンらが凍った池の上で獰猛なピロラプトルに狙われる場面は新鮮でしたね。しんしんと降り積もる中での撮影は困難を極めたに違いありません。個人的に、恐竜は気候変動が原因で絶滅した説に則って、彼らが地上を支配した時代の終幕と作品の最終章を重ね合わせるために持ってきた演出なのかなと考えています。

 

2. 新旧主人公たちの共演

 このシリーズ、大きく「ジュラシックパーク」と「ジュラシックワールド」に分けられています。前者ではサム・ニール演じるアラン・グラント博士とローラ・ダーン演じるエリーサトラー博士、後者ではクリス・プラット演じるオーウェン・グレイディとブライス・ダラス・ハワード演じるクレア・ディアリングであり、これまで両タッグは時系列的に対面していませんでした。しかし6作目の本作にて待望の共演が果たされ、協力しながら立ち向かっていく姿はぐっと来るものがありました。

 

3. 原題「Dominion」の示す意味

 前作までと大きく異なる点として、人間社会で恐竜が大暴れしている描写があります。その原因については割愛しますが、今作では「人間社会に暮らす恐竜」「共存」がテーマです。過去の存在であったはずの恐竜たちと、彼らを現代に蘇らせてしまった人間、Dominionに相応しいのは果たして――。ぜひ劇場にてその目で確かめてください!

 

おまけ

 今作ではシリーズ最多約30種類もの恐竜・古代生物が出てきます。中には両手に長い爪を持ったテリジノサウルスなど、一風変わったものもいます。お気に入りの恐竜を探しながら観るのも1つの楽しみ方です。